ラ・フォル・ジュルネ東京

今年も行ってきました。

今年は亀井聖矢さんの『チャイコフスキーピアノコンチェルト第1番』と

小林愛実さんの『ショパンピアノコンチェルト第2番』が私のお目当て。

 

アンコールは亀井さんが(先日亡くなられたフジコヘミングさんの追悼の意味で?)

『ラ・カンパネラ』

小林さんが『ショパンのノクターン第20番遺作』を演奏してくださいました。

 

コンチェルトもそれぞれすてきでしたが、やはりソロの演奏はまた格別。

亀井さんはクリアは音色が、小林さんは繊細は音色が印象的でした。

 

中でも一番感動したのは小林さんが演奏されたノクターンの最後の音の響きです。

私は会場の2階席の後ろの方の座席だったのですが、そこまで届くPPの音。。。

本当に澄んだきれいな音でした。

自分もあんなきれいな音が出せるようになりたいと心から思えた瞬間です。

一緒に行った長女もやはりそこに感動していたようです。

体中のちからがす~っと抜けていくようなそんな音色でした。

 

また来年も娘たちと一緒に聴きにいきたいと思います。